【臆病なうさぎ兄妹のこと part1】生い立ち、自傷行為、眼振

この一番手前で野菜を食べているのがミラノくん。
奥で2匹でかたまっているのがベルリンちゃんとプラハくんです。

保護した時は生後3ヶ月で、現在の河川敷Kidsたちと同じころでしょうか。(内、ウィンとロンドン(現在まさとくん)は1ヶ月年上)

兄妹6匹は猫やカラスに連れ去られる子もいる中で生まれました。人に飼われているのに
まったく人に関わることのない穴蔵で生まれ育ちました。暑い夏、7月の終わりに保護でした。

おとなしくて抵抗しないようなうさぎたちでしたが非常に臆病で怯え方や人間に対しての怖がり方が尋常ではなく同じサークルの中に入れば隅の方で固まり、サークルから出ても人間がいない方でしか遊べずでした。


6匹は生まれが生まれではありますが、よく食べとても健康な身体です。
ただ一番最初に異変があったのはチンチラカラーのプラハくん。うっ滞を起こしたり胸元の毛を毟ってピンクの地肌が見えるほど自傷行為がありました。悪化することはなく自然と毟るのをやめるようになったので良かったのですがストレスを抱えていたんだろうと思います。

奥側がベルリンちゃん。


この子たちがうさぎ部屋にやってきてからもう1年半が過ぎました。
この1年半でこのたちの臆病さがどれほど変わったかというと同じサークルの中に入っても奥で固まっていて動けなかったのが動けるようになり多少・・人の横を通れるほどになった、程度です。触ろうもんなら一目散に逃げていきます。相変わらずケージの前に立つだけで奥で固まります。

その中でもウィンくん、プラハくんはほんの少しではありますがそこまでの怯え方はしません。ベルリンちゃんやミラノくんは特に臆病な気がします。

ミラノくんが眼振を起こしたのは12月の譲渡会の後です。すぐに病院へ走りました。

眼振を起こす理由は様々で耳であったり、脳であったり。
エンセファリトゾーンやパスツレラ細菌などお聞きしたことがあるかと思います。
ミラノくんは耳は異常がありませんでしたので先生の見立てで治療を進めていくことになりました。
(詳細を省きます、すみません)

眼振が起こり(めまいのような症状)食欲がなく、本人も戸惑っている状態。

臆病なミラノくんにさらに怖く不安でしんどい思い・・・。
先生から、「最近何か変わったことは?」と聞かれて症状が出てしまった理由のひとつでストレスがあると確信しました。ここ数ヶ月、ストレスを感じているのは考えたらわかることでした。

二日目は斜頸症状が出て傾いてしまいましたが、二日通院で早期に治療できたおかげか眼振が治ると傾きもなくなり立てなかった体も座れるようになり、力を入れているのか手の先が「グー」の状態もなくなりました。

動けないのでおしっこもその場で、フードはなかなか食べませんでしたが時間をかけて野菜や牧草を少しずつ食べていました。

今はみんなと同じように生活しているのでご安心くださいね。

この子たちがどれだけ繊細で臆病な性格か少しでも知って貰えたかなと思いますが、ここ数ヶ月でうさぎ部屋はガラリと変化しました。うさぎが増えたというのもありますが、お世話の方法やケージの外に出て遊ぶ環境まで変わりました。そしてミラノくん兄妹が明らかに嫌がっていたのは「抱っこ」です。ケージの外に出す際に抱っこしていたのですがその時ケージの扉を開けるだけで怖がっていましたし、攻撃したり噛むことはないのですが必死に抵抗するために「ブーブーブー!」鳴いていました。


そして譲渡会です。
譲渡会はたくさんの人が訪れてくれましたが、ミラノくんにとってはそれがとても怖かったのかもしれません。特に可愛くて人気ですのでミラノくんはみんなが見てくださるのです。
譲渡会でのルールやそのやり方も曖昧だったと反省し今後の譲渡会ではもう少しうさぎたちへ配慮した形で開催できればと思います。

長くなったので「その2」に続きます。