【臆病なうさぎ兄妹のこと part2】里子に出た子たち

前回の続き

とっても怖がりな兄妹6匹のお話後編です。

なかなか人に慣れず必要以上にストレスを感じやすいこの子たちはとても可愛いお顔をしていて写真や動画でも人気があります。里親希望を何度かお声がかかる子たちもいましたがやはり他の人懐こいうさぎたちに比べると「里子」としてお迎えする最終段階では選ばれずにいます。それは仕方のないことだと思っています。

この子たちの里親になるには根気強く付き合っていかなくてはいけません。もともとの性格で甘えっ子タイプの子もいれば、マイペースにひとりでいるのが好きな子もいます。その辺の性格は置いておいて、この臆病な子たちと暮らすのはやはり難しいことなのでしょうか?

兄妹たちでいち早く里親さんが決まったのは元ロンドンくん(現在まさとくん)
6匹の中では一番友好的な性格でしたがお届けまで新幹線で行く距離で長旅で怖い思いもしたと思います。おうちについてからもなかなかキャリーから出ることもできず、ぎこちなく動いていました。
少しずつ少しずつおうちの生活リズムに慣れ、人と一緒に暮らすということを経験して。里親さんも本当に少しずつ歩み寄るまさとくんの行動に喜びを感じてくれてるようでした。

今では家族の一員としてお布団でゴロンしていたり。

お誕生日をお祝いしてもらったり、美味しい牧草やおもちゃを買ってもらったりと人間と一緒に暮らす毎日を満喫してくれてると思います。


次に里親さんに迎えられたのはアテネちゃん(現在ココちゃん)です。気が強いところある一番小さな女の子でしたが臆病具合でいればミラノくんやベルリンちゃんと同レベルほどでした。
車で1時間ほどの距離ではありましたがこうしてケージを見上げた後、環境の変化についていけず腰を抜かして後ろ足に力が入らない・・というような前代未聞な状態になってしまいました。
その日はケージの中で静かに過ごしてもらうことにしました。
本当に心配で心配でどーなるのだろうかとアタフタしていたのは私ひとりで(笑)

譲渡の時には・・

なんと!ナデナデをさせてくれるまでになっていました。とってもびっくり!!
好んで人に寄り添って行くまでは、トライアル後の1ヶ月では感じることはなかったのですが撫でられていても怖がって固まったりすることもなく普通に撫でられている姿を見て「こんなに変わるんだ!!」と思いました。

ウィンくん・ベルリンちゃん・ミラノくん・プラハくん
保護してから1年半年以上を過ぎましたが、いまだ撫でることすらできません。
ただミラノくんたちもおうちのうさぎになってから変わる可能性があるというのは先に譲渡になった2匹を見てもらうと一目瞭然なんです。うさぎ部屋の環境では限度がありこれ以上ストレスをかけ続けるのは可哀想だなと感じています。

もしこの兄妹たちのお迎えを迷われている方がいらっしゃいましたら、決して人に慣れないうさぎたちではありませんので、少しずつこの子たちの心を解き放ってくださる方、「可愛いから」だけではなく、この子たちのペースに合わせて向き合ってくださる方にぜひお迎えをしてほしいなと思います。

少しずつ心を通わせられるようになる喜びがあるのかなと思っています。