ハーモニカちゃんが天国へ旅立ちました

2018年3月6日午前。
はーちゃんこと、ハーモニカちゃんが急逝しました。

はーちゃんは2016年10月に保護され約1年3ヶ月ほどうさぎ部屋で暮らしていました。
保護された当時はくしゃみが出ていたことと、うさぎトレポネーマ症の症状が出ていたためケージを覆って人目に付くこともなく、ひっそりと過ごしました。
そのせいか、薬の時間などのわずかな人間と接する時間を楽しみにしているようでした。
症状は比較的軽いものですぐに治まり、先生からも接触がなければ同じ場所で遊ばせても大丈夫と言われました。はーちゃんがうさぎ部屋で部屋んぽを始めたのは保護されてからだいぶ経ってからでした。
何となく幼い顔つき。保護当時で推定2歳以下のはーちゃん。
病院通いが多かったので、いろんな子と一緒にこうして撮った写真があります。

ただ部屋んぽの順番が一番最後だったこともありケージから出たはーちゃんと接したことのある人はごくわずかです。なので、ケージの外にいるはーちゃんの写真は本当に少ない。
最近はうさぎの数が増え、はーちゃんの部屋んぽは35匹の中でも中盤くらいでした。
その時あたりからはーちゃんに変化がありました。

始めは抱っこして外に出している時に悲痛な叫びのようなブーッ!!ブー!!と鳴いていました。噛んだりすることはありません。異様に抱っこされることを嫌いました。
あまりにひどい鳴き方なので、抱っこせずともケージから出られるようにしました。

でも、
「外に出るのが怖い」
それはマットの敷いてない床に足をつけることだと思い、クッションやマットを敷いて恐る恐る出てくる毎日でした。「はーちゃんロード」と言って部屋んぽの時は毎回ケージからサークルまでの道にクッションを敷きました。

数が多く増える前は、部屋ンポでもダッシュやジャンプをして意外と運動するのが好きだったはーちゃん。いつもケージでは可愛いいびきを聞かせてくれましたが遊ぶ時は全力です。
おやつや野菜が大好きで前のめりでケージの前にやってきたり、わらマットをいつも立てかけて隙間に収納したりして、みなさんの中ではーちゃんは目立たない存在かもしれませんが私たちの中では「とても愉快なはーちゃん」といううさぎでした。

今思えば、ここ最近ずっとこんな風に遊ぶはーちゃんを見ていませんでした。


フード(ペレット)はいつも完食していましたが牧草はイマイチ食いつきが悪く、少しくしゃみが再発して常にケージの奥のすみっこで丸まっている姿を見る機会が多かったように思います。


はーちゃんが亡くなった本当の死因は不明です。
亡くなってから病院に行き、レントゲンを撮り先生に見てもらいましたがレントゲン上の胃腸も思うほど酷い状態でもなく他の臓器も特に異常はありませんでした。ただ肺が白くなっていてそれに何か問題があったのか、亡くなってしまってからのレントゲンなので白くなってしまっているのかは分かりません。前日夜フードを残しましたが亡くなる数時間前には自力で水を飲み、乾燥のクズの葉を齧った形跡があり、いびつなうんちがいくつか転がっていました。それらもあってやはり胃腸の問題で亡くなった可能性が高いということです。肺は白くなっていましたが亡くなる数時間前の呼吸状態も悪いわけではありませんでした。

多くのうさぎ達のお世話をしていて私たちがはーちゃんのサインを見逃していたようにも思います。「食べているから大丈夫」より「何かおかしい」と気づいたことを軽視し、日々に追われているようじゃいけない。
私は朝、はーちゃんに会うまでおやつや野菜を食べていると信じ込んでいました。大人しく隅っこにまたいるかもしれないけど、きっとおやつは食べている、それがはーちゃんだなんて。ショックな気持ちと信じられない現実とそれでも34匹の毎日が変わりなく進んでいく現状で立ち止まってはいられません。

はーちゃんは推定3歳で亡くなりました。里親さんは見つかりませんでしたが、良かったらはーちゃんのことを想ってもらえると嬉しく思います。